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古仁屋八月踊り保存会 

八月踊り唄HEADLINE

ぬやまくじょ


歌詞  実際に歌われているのは、下記から抜粋されています。

ぬやまくじょ (教訓ぬ流れ)

読み書きの出来ない親たちは、読み書きの出来ない子供たちに
この「ぬやまくじょ」の唄で躾をした。
そして、八月唄は学問の半学であると教えた。
  
(按司)・・・支配者

一.ぶやんむぃぬクショウ木(ぐぃ) 枝ぶりぬ美(きゅら)さ 
     姿形(なりふり)やいらぬ 人(ちゅう)や心(くほろ)

二.周辺(あたり)妨(さまた)や ガジュマルぬや枝(えだ)
     他人(ゆそ)が妨(さまた)や なるなよ加那(かな)

三.皿ぬ水(むぃでぃ)だもそ 吹きば波立ちゅり
     吾(わぬ)が悪(わる)さてど 他人(ゆそ)や語(かた)ろ 

四.穴(こも)浅(あ)さてど 濁水(にごりむぃでぃ)汲(く)みゅり 
     心情(きもしょ)浅(あ)さてど 泥(どろ)名(な)立ちゅり

五.誠(まこと)ある人(ちゅう)ぬ 後(あと)やいてぃがでぃむ
     匂(におい)いふくふくと 手拭(てぃぬぐぃ)香(かば)しゃ

六.玉(たま)黄金(くぅがねぃ)親(うや)や 生(な)ちど置(う)かれゆむぃ 
     肝魂(きむだまし)足(た)りて 生(な)ちどなりゅむぃ

七.手習(てなれぃ)しゅる事(くとぅ)や 親(うや)からぬ定(さだ)むぃ 
     生(な)し子(ぐゎ)末(すゐ)までも 躾(しつ)け習(なろ)そ

八.ほたる火(ひ)ぬかげに 墨(すぃみ)筆(ふで)は習(なろ)て 
     按司(あじ)が世(ゆ)む立(た)ちゅり 吾(わぁ)世(ゆ)む立(た)ちゅり

九.心(くほろ)持ちなれや 竹(でぃふぇ)ぬ如(ぐとぅ)すごく 
     義理(ぎり)ぬ節々(ふしぶし)や 中(なは)にこみて

十.道にある石や 下駄(ぐぃた)ぬ歯(ふぁ)と敵(かたき)
     心(きむ)高(だは)さ女(をな)ぐ 友達(どぅし)と敵(かたき)

十一.天(てぃん)ぬ群(むれぃ)星(ぶし)や 読(ゆ)みば読(ゆ)まれすが
     親(うや)ぬ教訓(ゆせぃぐとぅ)や 読(ゆ)みやならぬ

十二.心(くほろ)持(む)ちなれや 芭蕉(ばしょう)ぬ葉(ふぁ)ぬ広(ひりゅ)さ 
     松(まつぃ)ぬ葉(ふぁ)ぬ狭(いば)さ 持つなよ加那(かな)

十三.山ぬ木(くぃ)ぬ高(たは)さ 風ににくまれて
     肝(きむ)高(だは)さむてぃば 他人(ゆそ)にくまれて

十四.下手か(へたは)らど習(なろ)て 勝(すぐ)れてやいきゅり 
     勝(すぐ)れらんと思(うも)て 思案する(しあん)な

十五.碁盤(ごばん)取り寄(ゆせぃ)てぃ 打ちゅる石だもそ
     一つ(つぃつ)打ち間違(まちぐぇ) 負(ま)け気(ぎ)なりゅり

十六.片(かた)枝(えだ)や枯(か)れぃて 片(かた)枝(えだ)や咲きゅり
     咲(さ)かぬ片(かた)枝(えだ)に 咲かちたぼれ

十七.世(ゆ)も山河(やまかわ)や 丸木(まるくぃ)橋(ばし)心(くほろ) 
     かにもあぶなさや 渡(わた)てみりばわかる 

十八.かい(ゆほ)舵(かじ)ば定(さだ)むぃ 舟(ふねぃ)や走(は)らさゆむぃ 
     寸法(すんぼ)そらすな 心(くほろ)ぬ手綱(てぃづな)

十九.鳳仙(たまくら)ぬ花や 手(てぃ)ぬ先(さき)に染(すぃむぃ)ろ 
     親(うや)ぬ教訓(ゆすぃぐとぅ)や 胸(むね)に染(すぃむぃ)ろ

古仁屋八月踊り保存会
制作: スリーウッズ